日曜日は八王子に多くの方がお見えになりました。
午前中は8月の『筋肉講習会』の補講で2名の方がお見えになり、一緒に『筋肉講習会』でやった動きの復習。
前回は2人一組になっていただき、姿勢を保つ補助をしながら行なったので、今回は補助なしで行なっていただきました。
動きの確認と修正を終えてからは、質疑応答。
自宅で一人でやったときに出てきた疑問を出していただき、行なう時間帯や頻度などお答えさせていただきました。
そのあとは時間に余裕があったこともあり、先日投稿した大胸筋の鍛え方と柔軟運動について、実践を交えながら説明させていただきました。
あまりに意外な方法に参加された方は驚いていましたが、
「確かにこれはいいですね!」
と、いつでもどこでも隙間時間に行うことができる動きなので、喜んでいただけました。
9月の『筋肉講習会』は?
午後は9月の『筋肉講習会』。
3名の方がお見えになり、東洋医学(中医学)の筋肉理論の基礎から、陰陽五行説、筋肉の鍛え方、強靭な筋肉を創るために必要な食事など、1時間かけて説明していきました。
今回、座学の部分は時間が足りなくなってしまい、少し早足な説明になってしまいましたが、なんとか終了。
その後は、中国武術を応用した動きで、『脱力』の実践を行いました。
自分が定義する『脱力』について説明を交えながら、1時間30分の時間をかけてじっくりと実践。
しっかり姿勢のチェックをして、なぜ『脱力』が必要なのか。
『脱力』ができるようになるとどうなるのか。
といったことも実践しながら、お話しさせていただきました。
現代人の多くは、筋肉の『緊張』させることは教えられていますが、『脱力』に関しては、ほとんどの方がわからない状態。
特にスポーツの現場においては、力(ちから)を入れることばかりが行われています。
しかし、力(ちから)を入れる=筋肉の『緊張』をさせるには、『脱力』=筋肉の『緩和』を覚えなければ、本当の意味で力(ちから)を出すことができないのです。
筋肉の『緊張』と『緩和』は表裏一体の関係で、どちらが欠ければ、どちらも成り立たないという関係性にあります。
筋肉の『緊張』ばかりで、『緩和』=『脱力』を知らなければ、力(ちから)を入れるというのが、どういう意味なのか理解できないし、片手落ちの状態。
筋肉の『緊張』ばかりを強いられる筋トレだけをしていれば、スポーツのパフォーマンスを上がるという考えは間違っているのです。
『筋肉講習会』を受けた方の感想
ということを、自分の体験談を交えながら、和気あいあいとした雰囲気の中で、お話しさせていただきました。
講習の終了後には、たくさんの質問をいただき、30分ほどの時間をかけて、活発に筋肉についての疑問を解消していく姿勢が見られ、その姿に嬉しくなるほどでした。
今回も
「本当に『筋肉講習会』を開催してよかった!」
と一人で感激していました。
ご参加された方の感想をご紹介すると、
S.Mさん
東洋医学における筋肉の性質を理解することができました。
また五行論との関わりも学ぶことができました。
西洋医学とは根本的に考えが違いますが、全体性を理解していくと理にかなっていると感じます。
筋トレについては考えさせられることが多くて、筋肉に対しての新しいアプローチだと思いました。
この感が方が多くの人たちに広まっていくことを願います。
自分も勉強を重ね、広めていきたいと思います。
H.Hさん
筋肉の真実が知れてよかったです。
脱力することによって体が楽になりました。
それに伴って心も楽に。
体と心がつながっていることが実感しました。
ありがとうございます。
◯.◯さん
筋肉の状態によって、内臓にまで影響することがわかっておどろいた。
食事と教えていただいたポーズなどで肉体を強化していきたいと思いました。
参加された方がそれぞれ満足していただけ、講師冥利につきます。
また10月も『筋肉講習会』を行ないます。
少人数で行なうため、筋肉に関しての疑問の一つ一つに丁寧に答えていくことが可能です。
- 筋肉について詳しく知りたい!
- 筋肉を強くするにはどう鍛えたらいいのか知りたい!
- 筋肉について理解して、スポーツに役立てたい!
といった本気の方のための講習会となっています。
『筋肉講習会』に参加したいという場合は、まず先行案内にご登録いただき、後日『筋肉講習会』の案内を送らせていただきます。
先行案内にご登録した方だけに、『筋肉講習会』の案内は出すことにしましたので、『筋肉講習会』に参加したい場合は、先行案内にご登録ください。