筋肉に必要と言われる『肉』が体に入ると?

20151211

最近は野菜中心の食生活が注目を浴びることが多い。

肉を食べると太るからという理由で、肉を避け、野菜ばかりを取る食生活には、大きな誤解が存在する。

それは肉より野菜の方が消化が早いという誤解。

よく肉は消化に時間がかかると言われているが、それは全くのウソ。

むしろ消化するのは植物性の食品の方が長くかかり、肉の方が早く消化することができる。

では、どうして肉は体に負担をかけると言われているのか、疑問に思うかもしれない。

それには、栄養の吸収スピードが関係しているのだ。

肉を食べると体の中で何が起こるのか?

その前に、肉を食べるとどうなるのかを説明する。

ポイントとなるのは東洋医学(中医学)でいう『脾』の働き。

『脾』とは、胃と対をなす臓腑と考えられており、胃に食べ物が入ってくると、どのくらいの消化液を分泌して、どのくらいの時間をかけ消化をしていくかを判断している臓器になる。

胃で消化された食べ物は、小腸で『栄養』と『ゴミ』に分けられ、『栄養』は小腸の壁から吸収され、即座に『血』へと変換される。

その『血』を『脾』が一度吸い上げ、各内臓(肝・心・脾・肺・腎)に必要な量を分配するという役割も、『脾』が担っている。

肉は食べたあとすぐに『血』に変換されやすい食材。

特に肉の中でも牛肉は特別で、胃から小腸へ移動するとすぐに栄養吸収され、大量の『血』に変換される。

その変換された『血』を処理するのが、東洋医学(中医学)でいう『脾』になる。

なので肉を食べることで、小腸で大量の『血』が瞬時に創られ、その『血』を『脾』が一度吸い上げることになる。

しかしあまりに大量な『血』の量が一気に来てしまうと、『脾』の処理能力が追いつかず、オーバーワークの状態で『血』の処理をすることになる。

そのため、『脾』が一時的に弱り、胃が重いといった感じを受けることになるのだ。

肉を食べると胃が重くなるのを防ぐには?

肉を食べると胃が重くならなくするには、肉と一緒に玄米を食べることで、その吸収スピードをゆっくりにすることができる。

それにより、『脾』に負担をかけず、しっかりと栄養吸収できるようになる。

ただ筋肉の健康状態が思わしくない場合は、同時に『脾』が弱っている状態。

筋肉は『脾』に集められた『血』が、各内臓(肝・心・脾・肺・腎)に分配された後の、余った分の『血』によって創り出されている。

つまり筋肉になんらかの問題がある場合は、『脾』も弱っている状態でもあるのだ。

その時は、肉を食べると『脾』にますます負担をかけることになってしまう。

そういった時には、肉の量を減らしたり、脂身の少ない肉を食べることで、『脾』の負担を軽減するといった食事制限が必要になるのである。

PS.
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『双龍門筋肉調整法』の達人かつ、20年間以上ソフトボールを続ける現役アスリート。

スポーツマンの夢である最強の肉体を追い求め、『筋トレ』こそ最強の肉体を創る唯一の方法であると考えていたが、『黄 龍英』先生との出会いで一変。

伝授いただいた秘技を実施したことでたった1ヶ月という短期間で、

・体重67kg→62kg
・体脂肪率12.3%→6.5%
・骨格筋率37%→40%

というアスリート体型に変貌を遂げただけでなく、ずっと悩んでいた首・腰・膝の痛みも改善。

それからというもの『黄 龍英』先生の弟子となり、日々多くの患者様の悩みを『双龍門筋肉調整法』を駆使し解決にいそしんでいる。

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