筋肉と肉食の関係とは?〜菜食主義が本当にいいのか〜

20150818

先日、Facebookを流し見していると、気になる記事が目に入りました。

その記事とは、

『身長198センチ、体重140キロ、最強のアメリカンフットボールの選手がお肉をやめた、その理由』

というもの。

自分はこのタイトルを見たとき、

「おいおい、スポーツ選手なのに大丈夫なの?」

と率直に思いました。

で、記事の内容を見てみると、アメリカンフットボールの激しさで、本人の体はボロボロだったことが説明されており、それがヴィーガンになったら、腱炎、脱臼が2ヶ月で完治したとのこと。

(ヴィーガンとは、肉に限らず、乳製品、はちみつなども含む動物性の食品を一切摂らず、革製品など食用以外の動物の利用も避ける人のことを指します。)

アメリカンフットボールは2メートル近い身長で、体重100キロを超えるような男たちがぶつかり合うスポーツ。

記事の中にも書かれていましたが、時速200キロメートルの速度で走っている車の交通事故と同じくらい体にダメージがあるというほどの激しさ。

それを繰り返すわけですから、当然怪我は付き物。

それがヴィーガンとなったことで、完治?したというのだから、肉などの動物性食品は食べない方がいいとなるなと感じたわけです。

しかし、これは長い目でみると、どうなんだろう?と自分は疑問に思いました。

ここからは推測になりますが、たぶんこの方は肉を食べていたときは、極端に多くの肉を食べていたと考えられます。

で、肉ばかりなので東洋医学(中医学)でいう『脾(ひ)』がオーバーワークの状態になっており、『脾』が疲れたことでなかなかエネルギーとして活用できていなかったところに、肉を断ち、野菜だけにしたことで、『脾』が立ち直り体にエネルギーが蓄積できるようになった。

その結果、内臓(肝・心・脾・肺・腎)の状態が正常化し、自然治癒力が向上。

筋肉の問題が解決したと考えられます。

八王子の医院にお見えになる方の中には、『脾』が弱りきったことで、不安感や筋肉の問題を抱える方が多くいらっしゃいます。

本当に『脾』が弱ってしまっている場合、まず肉を食べることはご法度。

(自分も食事改善を始めた当初は肉を2ヶ月間、肉を食べられませんでした。(~_~;))

極端に食べる品目を絞り、『脾』への負担を減らし、『脾』がしっかりと働けるように回復させることが、まず第一歩となります。

そのときの食事は、野菜中心。

まさにヴィーガンと同じ食事だったのです。

しかし、植物性の食品だけを摂る食事を長く続けると、今度は筋肉を覆っている筋膜に問題が発生します。

我々の筋肉は、幾重にも重なっており、体を動かすたびに、その筋肉同士が擦れあっています。

それなのに全く痛みがないのは、筋肉が筋膜に覆われ、筋膜と筋膜の間に潤滑油となる油が存在しているからです。

その油は植物性の油の部分と、動物性の油の部分、両方が混在しています。

そのため、植物性の食品だけを長く摂取していると、動物性の油で守られていた部分が欠けてしまい、体を動かすたびに筋肉同士が擦れあい、熱を持つことになります。

そうなると、体には痛みとして現れてくるのですが、それを無視して植物性の食品だけを取り続けると、熱で神経の中に流れている『水』が干上がり、痺れ(しびれ)や麻痺が起こってきます。

(これが一般的いう『リウマチ』です。)

そしてさらにひどくなると筋肉から『血』が滲みでてきて、『血』が対流できなくなり、『悪血(おけつ)』に変わり、『ガン』を発生させます。

肉を食べない食事理論で一世を風靡したマクロビオティックの実践者であった、Apple創業者の『スティーブ・ジョブズ』が『ガン』で亡くなったことは記憶に新しいと思います。

このことからわかることは、健康を保つためには肉を食べることも必要ということです。

つまり一番大事なのは、『バランス』。

肉だけを食べたり、野菜だけを食べたりといった極端な食事ではなく、両方をバランスよく食べることが重要なのです。

かといって、品目を多く食べる必要もありません。

『黄龍英(おうりゅうえい)』先生が80歳のボディービルダーの方の食事内容について書かれた記事を見て感心したと言っていましたが、その方の食事内容は、


・鳥のささみ
・納豆(ごま、卵、ネギを混ぜる)
・玄米

というシンプルなものだったそうです。

『黄龍英(おうりゅうえい)』先生から見ても、バランスのいい食事だと思ったそうです。

これだけでも十分に筋肉を維持することができるだけでなく、健康な状態も保つことができているわけです。

食事は健康な体を創る上で、とても大事な要素です。

『バランス』を考え、しっかりと体に栄養を補給することを心がけていただければと思います。

PS.
双龍門的な食の話題は下記ページでまとめていますので、ぜひご覧ください。
無為自然的な食べもの集

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投稿者プロフィール

>>双龍門筋肉調整法予約フォーム

『双龍門筋肉調整法』の達人かつ、20年間以上ソフトボールを続ける現役アスリート。

スポーツマンの夢である最強の肉体を追い求め、『筋トレ』こそ最強の肉体を創る唯一の方法であると考えていたが、『黄 龍英』先生との出会いで一変。

伝授いただいた秘技を実施したことでたった1ヶ月という短期間で、

・体重67kg→62kg
・体脂肪率12.3%→6.5%
・骨格筋率37%→40%

というアスリート体型に変貌を遂げただけでなく、ずっと悩んでいた首・腰・膝の痛みも改善。

それからというもの『黄 龍英』先生の弟子となり、日々多くの患者様の悩みを『双龍門筋肉調整法』を駆使し解決にいそしんでいる。

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