咳が出る原因は外からの原因と内からの原因の2つがあります。
まず外からの原因は、
1.寒さ
2.暑さ
3.乾燥
4.湿気
5.風
6.火(熱)
の6つなのですが、[futoaka]肺の持つ防衛機能が減退、または失なわれてしまったために[/futoaka]、気候の変化や寒暖の差に対応しきれなくなってしまうのです。
風邪をひいて咳が出る例は分かりやすいですね。
そして内からの原因は、
- 喫煙や飲酒
- 油の多い食事や甘いもの
- 辛いものの食べすぎ
- 生もの、冷たいものの取りすぎ
などで内臓が弱ってしまうことです。
食べたものによって胃が熱を持ったり脾臓の動きが悪くなると、[futoaka]胃脾に湿気(水分)が溜まってしまい、それが肺を侵してしまいます[/futoaka]。
意外なところでは、[futoao]房事のしすぎ[/futoao]が腎を痛め咳の原因になるのです。
体を張った水商売の女性で毎日咳が止まらないという人も多いそうです。
どの場合も熱や湿気を取り、臓腑の改善を促し、肺にうるおいを与えることで改善されていきます。
漢方薬でも治せますが、これらの原因を正確に把握し適切な処方ができるところはまだまだ少ないのではないでしょうか。
また西洋医学のお薬は症状を一時的に無理やり押さえ込むだけですので根本的治療は望めません。
それにしても咳止めの水薬やシロップってどうして異常に甘いんでしょうね。
余計に脾臓が弱ってしまいます。