週末の花見が雨で流れ、久々に丸々一日時間があいたので、借りてきました。韓国大河ドラマ:『大風水』。
グランドマスターこと双龍門第76代掌門:黄 龍英(おうりゅうえい)先生より「見ておくといいよ。」と言われてから早数ヶ月。
Youtubeで予告だけ見て、正直ちょっとトンデモ映画っぽく見えて、なかなか気乗りしなかったんですが、重い腰を上げて見始めたらやめられなくなって。
結局1日で12時間くらい見てました。えぇ、暇人ですとも。
1話1時間で全35話なのでまだ1/2くらい。
史実とフィクションの混合でたまにストーリーが飛んじゃったり、落ち武者ヘアーのおっちゃんがはぶりきかせてたり、どうみても平井堅にしか見えないお坊さんと目が合う度、「ん?んん?」と思ったりしつつも、風水、易、支柱推命に顔相に漢方にと、陰陽五行に基づく話題がちょいちょいでてきてワクワクしっぱなしで。
放映されたのが2012年~2013年あたりらしく、ちょうどグランドマスターにお会いした頃とも重なって。
偶然だろうけど、おもろいもんです。
以下ちょっとネタバレです。
『大風水』の中では陰陽五行に基づく見所がたくさんあって、例えば四柱推命。
四柱推命は、生まれた年、月、日、時の4つの情報を四柱として、それぞれに十干(じっかん)と十二支を割り振り、その人の命運というか、人生を見据えるという術なんですが。
なんと、国王の四柱は最高国家機密。
国王の四柱は、今で言う官邸のような、許可された者しか入れない書庫の中の、さらに王族しか入れない隠し部屋に厳重に保管されていました。
国王の四柱を知るものは逆賊扱いで即牢獄行き。
なぜなら国王の四柱を知ることで国王の強み、弱みがわかってしまい、国王を弱らせる事ができる人選や謀略を計画できるようになってしまうから。
例えば国王が火なら、火を相克する水の人を持ってくればいいという・・
国王以下、幹部クラスの四柱も閲覧不可。
『大風水』の中でも描写されていますが、次期国王になれる器を持つ人材かどうかを、四柱で確認したりして。
まさに国の存亡や繁栄を左右する代物。
グランドマスターからは、本当に陰陽五行を理解するには3年はかかると言われていて、本当の四柱推命を理解するのも3年くらいかかりそうな気配がして、途方もなくなりそうですが、
同時代に『大風水』が製作され、四柱推命の凄みを感じれた事は幸運やったなぁと思うのでした。
PS.個人的に『大風水』は4話くらいから面白くなってきます。
追記. 中盤から中だるみ。。ドロドロ権力争いじゃなく、純粋に陰陽五行を軸にした内容にしてほしかったなぁ。
もし自分の四柱推命を知りたいという方はこちらもチェック。