[音声]湿気が病気の元になる〜双龍門Ch.#002
双龍門Ch.第2回目の収録を実施しました。
収録日は2015年6月30日。
インタビュアーは青木四郎あらため黄 蒼天。
ゲストとして、京都で双龍門整体院を開業されている、『黄 藍青』先生とお話をさせていただきました。
――八王子で実際に施術をしていただいたところ、途中から足がビリビリしてきて、まるで正座し続けたあとのビリビリのような、ずっとしびれた感覚を覚えました。あれはやはり滞りがよくなっているからなんでしょうか。
そうですね、湿気が身体にたまっていくと、気血水全ての流れがとまっちゃいますので、それを流していくと全て流れる様になりますね。
――やはり時期的なものもあるんでしょうか。6月ですし。
梅雨から夏にかけては特に、日本は湿気が多い国なので。
――除湿器をかけるとすごい勢いで水が溜まります。
カビがはえたりしますよね。
――その湿気が身体に入っていくということですよね。
脾臓はとくに湿気に弱いのでやられちゃうんですよね。
――京都に来る患者さんの傾向があれば教えて頂けますでしょうか。
京都は盆地なので特に湿気が溜まりやすいですね、最近は湿熱の方がすごく多いですね。
――湿熱というのは湿気が溜まって熱になる?
そうです、滞ったところが熱になります。肝臓で起こったり脾臓で起こったり、または油の消化が悪いと、胆のうの経絡につまりを起こして、頭痛や湿疹がでたりもしますね。
――アトピーや湿疹も湿熱や湿気が原因が多いという事でしょうか。
はい、あとは、よくない油、オメガ6やオメガ9の油ですね。
トランス脂肪酸、ショートニング、パーム油。
あとはスナック菓子、ケーキにもショートニングいっぱい使われてますし、一般的に売られているものにはほとんどこの油が入っているので余計に悪くしちゃってるというのはありますね。
――オメガ6や9の油がよくなくて・・
オメガ3がいいので、サケやサンマやイワシの油、亜麻仁油、月見草などの油に変えていただくと、湿疹やアトピーの改善にもなっていきます。
――アトピーの患者さんも結構いらっしゃるんですか。
そうですね、以前、手や顔が真っ赤になり、「すごいかゆいんです」、という方も来られました。
その方はかなり消化機能も落ちていたので、食事制限も頑張ってされているんですけれども。
――やっぱり普段の食事ですもんね、基本は。
そうですね、普段の食事がすごく大きいですね。
――最後に、明日から7月で熱い季節になるので、気をつける事があれば教えて頂ければと思います。
そうですね、暑い時期って、冷たい水やお茶をすごいガブガブって飲んじゃう時ってあると思うんですけれども、それをするとすぐに脾臓や胃が弱っちゃいますので、あまり冷たいものをたくさん飲んだりしない様に、できれば常温の水の方がいいですね。
――かき氷とかはあんまり・・・
かき氷やアイスクリームはテキメンに湿気を脾臓にためる原因になっちゃいますので、それは厳禁で。
甘いフルーツもちょっと注意してとらないように。
――アイスクリームは油も入っていますよね。
砂糖も入っていますし油も入っているのでダブルできちゃうんですよね。
――昔は毎日水泳に行ってブラックモンブランを食べていたんですけどね(笑)
(笑)
ま、熱い時期に食べたくなるのはわかるんですけれども、ちょっと我慢して、ですね。
――本日はこのあたりで締めたいと思います、『黄 藍青』先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
Podcast用音声
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