ツレのパパがうつになりまして

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「最近お父さんの具合がよくないみたいで。」

いつものように夕ご飯の支度をしていると、ツレがボソっとつぶやいた。

ツレ「今度の火曜日会いにいくから様子見てくるね。」

僕らが住んでいる家からは、ツレのパパの家まで車で片道ざっと1時間半。

ダブルワークなのでなかなか時間がとれず、前回会いに行ってから1ヶ月は経っていた。

蒼天「先月会った時はそこまで普段と変わらなく見えたのにね・・」

ツレのパパは、とっても真面目で頼まれたら断りきれない性格。

頼られるままに市長や公民館の会計、農業関連の組合など、いつのまにか様々な役をこなすことになったそう。

そこで頼まれる話題も無理難題が多いらしく、数十人しか住んでいない地域なのに、

「市役所に道の舗装を依頼してきて」 やら、「用水路の拡張依頼」やら。

市役所に伝えても絶対断られるだろう内容でも、実直なツレパパは真面目に市役所に行って。

案の定断られて。

他にも町のイベント管理やら、企画運営やら、それはそれはてんこもりで。

ツレ「そんなになんでもやってたらパンクしちゃうよ。」

と、ツレやツレママが心配しても、断りきれないツレパパは、周りから頼まれるままに重荷を背負い続けて。

溜まりに溜まったプレッシャーが、いつのまにかツレパパを苦しめていたようだ。

ツレパパの異変

火曜日の夜。

梅雨まっただ中で激しい雨が降り続ける中、片道1時間半かけてツレが実家から帰ってきた。

家に着いたのは夜22時すぎ。

疲れきったツレの様子が目に入ると、「様子どうだった?」と聞くに聞けず、まずはゆっくり休もうかと。

そして明くる日の夜、夕食を食べながら、ツレパパの様子を知ることになった。

・・・

・・・

・・・

蒼天「・・・そんなに悪くなってたんだね・・・」

ツレ「だからね、みんなで協力してケアしていこうってなって。」

蒼天「そだね、師匠にも聞いてみたほうがいいね。」

ツレ「できればお願い。」

思っていた以上のツレパパの悪化ぶりに、これはなるべく早い方がいいと思い、夕食を食べるやいなやパソコンに向かい、ツレから聞いた内容をメモ帳にまとめていると・・・

タイミングぴったりの連絡

ツレから聞いた内容がある程度まとまり、ツレを呼んでチェックしてもらっていると突然、skypeにメッセージが入った。

師匠「蒼天、会社の○○が変更になったから○○をそちらに変更してください。」

師匠の『黄 龍英』先生は大変お忙しいお方で、普段の施術の他にも数々のスケジュールをこなされているので、skypeメッセージを送っても、返答まで時間がかかることもままあるんだけれど、まさかのタイミングだった。

今なら先生からすぐ返答もらえるかも・・

と思い、ツレのチェックを終えたメモの内容をskypeにコピペする。

「了解です。先生すみません、まったく別の件なんですが、

嫁の父親が最近 過労とストレスでうつになったようで、もしかすると結婚式に来れないかも、という具合なので、お力添えいただけませんでしょうか。

田舎で 区長や会計などいくつも仕事を持ち、真面目な性格で全部抱え込んで、ストレスとプレッシャーでパンクしたような状態で、

肌色は蒼白、目はうつろ、不眠、筋肉も減り、犬の散歩もいけないような状態で、悪いときにはずっと震えるような状態だそうです。

食欲はまだあるようですが、話しかけてもどこかを見つめながらだまっているような状態、日常の行為も支障がでているようです。(一見 痴呆にも見えるそうです。)

心療内科で入院という話もありましたが嫁にも伝え止めてもらいました。

嫁の父親の家まで片道1時間半かかり、しょっちゅう看病にいくのが難しいので、できれば漢方などあれば伝えてみたいと思います。」

(原文まま)

突然の長文に少し申し訳ない想いもしつつ、想いが届いたのか、ものの数分もしないうちに師匠より返答をいただけた。

師匠「まず ○○湯ですね。金曜日にあるだけ持っていってください。消化器が弱ってなるので、○○が良いでしょうね。あるいは人参とレモンのジュースをスロージューサーで作ってもらってとってください。」

蒼天「了解しました、ありがとうございます、さっそく連絡させていただきます。」

実は『黄 蒼天』名義として初めての『双龍門気功法』収録のため、今週金曜日に八王子に向かう事になっていたのだ。

偶然だろうけど、なんともタイミングがいいというかなんというか・・

もしからしたら僕は、ツレパパの病気を治すために、双龍門に出会ったのかもしれないな。

ツレにも足反射区療法を覚えてもらうことになり、これから夫婦そろって、ツレパパの復活に力を尽くすことになったのだ。

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黄 蒼天(おう そうてん)

黄 蒼天(おう そうてん)双龍門氣功法伝承者

投稿者プロフィール

過去、腰痛から左足にかけてのシビレが収まらず、一時期は歩くことすら困難な状態に。

以来健康の尊さを身をもって実感し、健康に関する様々な情報を収集しては実践する日々。

ある日グランドマスターの存在を知るやいなや、いてもたってもいられずマレーシア・ジョホールバルに向かい、師と運命的な出会いを果たす。

現在は『双龍門氣功法』の発展を中心に中医学に関する様々な活動を実践中。

双龍門ホームページ管理人。

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