20160114

体質改善しようとした時、あなたは一番最初に何に取り組みますか?

この問いに多くの人は『運動』と答えると思います。

しかし残念ながらその答えは正解とは言えないのです。

正確には30%ぐらい正解で、70%は間違い。

本来運動をするには、運動するためのエネルギーが必要になります。

しかし全ての人が、運動をするためのエネルギーがあるかと言ったら、そうではない。

そして「自分は運動しても大丈夫!」

と思っている人の中には、本当は運動してはいけない人も含まれています。

つまり体質改善に関して、多くの人は正しい答えを導き出せないのです。

なぜなら我々が常識として教えられた体に関する情報は、全てある人物によって作られたからです。

健康に関する間違った常識

そのある人物に作られた人間の体に関する3つの原則は、今でも現代医療の基礎とされ、学校の授業で教えられています。

その3つとは、

・血は骨髄で作られている

・生物は生物からしか生まれない

・原子・元素は変わらない

です。

この3つを基礎とし現代の病院では医療活動が行われていますが、この3つは全て間違いです。

もともとある人物が独断と偏見で決めた事なので、検証と言う過程を経ることなく現在の体の常識として扱われています。

この3つが本当に真実であれば、人間の自己治癒力を根幹から否定することになります。

そのため悪くなったら再生できないという考えの下、悪くなったものを全て切り取るという医療行為が行われているのです。

しかし誰もが知っているように人間には、自己治癒力というものが確実に存在します。

我々は痛んだものを修復・回復させる力を既に持っているのです。

IPS細胞やSTAP細胞といった万能細胞が発見されたことが話題になっていましたが、我々の身体には生まれた時から万能細胞が備わっています。

その元となるのが『血』です。

『血』は我々の体の中で栄養を

各内臓(肝・心・脾・肺・腎)に運んだり、

各内臓(肝・心・脾・肺・腎)で出たゴミを回収したり、

外から入ってきた『邪(じゃ)』を攻撃したりと、様々な働きをしています。

その中には悪くなったものを回復・修復させるという役割もあるのです。

つまり体質改善を行なう上で、一番最初に注目するのは、『血』がしっかり働けているかという部分なのです。

それなのに、世間では運動すれば健康になるという間違った常識が蔓延しています。

しかし、ドロドロの血で運動し続ければ、必ず大きな代償を払うことになります。

例え、見た目の体型がスリムになったとしても、体質改善が成功したわけではないのです。

運動すれば健康になるは間違い!

以前、自分の知り合いから、こんな話を聞いたことがありました。

その方は経営者で得意先との会食が多く、忙しい毎日を送っていたところ、1年間で10キロも太ってしまったそうです。

そこで体型を変え、健康になるため、40歳の時にウォーキングを始め、やがてランニングへ移り、ついには経営者仲間に誘われて、トライアスロンに挑戦するようになりました。

トライアスロンの練習を始めてから1年半後、大会に出場すると、見事に完走。

太っていた頃とはまったく違った、引き締まった体型になり、どこから見ても健康そうに思えました。

ところが、40代半ば。

9度目の完走を目指して大会出場を目前にしていた頃、体に異変が。

手足がしびれ、太ももの裏側やふくらはぎに痛みが出るようになったのです。

病院に行き診断したところ、『動脈硬化』ということが判明。

『血』の改善を図らないまま、運動を続けた結果、経営者の男性の体は悲鳴をあげ、『動脈硬化』という病気になってしまったのです。

筋肉・精力を増強させるため最初に取り組むべきこととは?

このことからも、

『運動をすれば健康になる』

という考えがいかに間違っているか理解できると思います。

我々が体質改善をし、筋肉・精力を増強させるには、守らなければならないルールが存在します。

そのルールを無視して、

・痩せれば健康になる
・運動すれば健康になる

という間違った常識のまま、突き進んでいけば、筋肉・精力を増強させるどころか、生命力を削り、望んだものを手にしないまま、終わってしまう可能性があるのです。

では、体質改善をする時、一番最初に取り組むこととはなんなのか?

それは『食事改善』です。

体質改善は食事を変えることから始まります。

食事を変え、『血』が正常に機能できる状態に回復させることが、一番最初に取り組むこと。

そのためには、『断糖』を決意する必要があるのです。

新たな年を迎え、新たな気持ちでスタートを切るには、うってつけの時期。

『断糖』できない理由をあげればキリがない。

やるのか、やらないのか?

結果を出したいのであれば、スパッと『断糖』していただきたいと思います。