20160312
前々から話には聞いていた、慢性疲労症候群の患者さん。

現在は京都の双龍門整体院に通われ、
『黄 藍青』先生経由で様々お話を伺いました。

“慢性疲労症候群”というのは原因不明の難病で、

6カ月以上に渡り、原因不明の圧倒的な疲労が起こり、
日常生活を送ることすら困難になるという症状。

症状が重いと、

・朝ベッドから身体を起こす、
・階段の昇り降り、
・買い物に行く、

などさえ疲労を伴い、
ただ生活するだけなのに強烈な疲労が続きます。

西洋医学では原因不明で、

その患者さんによるとお医者さんから、

「通例ではこれとこれが効く…かもしれないと言われているから、試す?」

と言って、補中益気湯を処方していました。

結果、ほっとんど効き目を感じなかったのですが、処方は続き・・・

研究で効かないと証明されていたタイプのコエンザイムQ10を処方されたり、
(なぜ効かないのを処方してるんだろう??)

追記:還元型コエンザイムに切り替えてからは効き目があったようですが。

他にも、

・生理がこなかったのでホルモン剤、
・夜眠れないので睡眠導入剤、
・大の甘党でスタバにいけばカフェラテやら桜フラペチーノやらを毎回のように飲んで。

その生活を続けてたらそりゃあ病気になるよね、という内容。

西洋薬から漢方+呼吸法へ

『黄 龍英』先生のアドバイスもあり、

かかりつけのお医者さんに、西洋薬から漢方に切り替えてもらったんですが、

保険が効かない量が必要になるため、

漢方の不足分を補うために、約半年前から呼吸法が取り入れられたそうです。

その呼吸法はこちら

■とっておきの呼吸法
とっておきの呼吸法

始めた当初は朝昼晩1分ずつから。

寝ころびながらやっていたそうですが、
最初は1分でもかなり疲れたそうで。

続けるうちに、
1分が3分になり、
3分が5分になり、

現在は7分まで取り組めるようになったそう。

半年かけて徐々に時間を増やせていったかたちですね。

ご本人の実感では、

「呼吸法によって特にすごく変わったという感じはないけども、

なんか今日調子が悪いなぁ、しんどいなぁと思ったら
呼吸法やってなかった、という事を思い出して、

後で急いでやったら呼吸法で落ち着いた。」

との事。

西洋薬から漢方+不足分を呼吸法で補っている形ですが、

薬を変え、減らしている差は感じないようで、
漢方+呼吸法でも十分体力回復できているという事ですね。

以前は朝起きたら目が開かないくらい腫れ、
目ヤニがたくさんついていたそうですが、

食事療法も含めて体質改善に取り組んだ結果、

今年は花粉症にもならず、
目ヤニも少しに減り、

少しづつではありますが、
いい方向に向かっているそうです。

おいおい漢方も抜き、
呼吸法だけで体を立て直せる段階になっていきます。

後日、
『黄 藍青』先生経由で確認いただき、
スカイプでの音声対談もOKいただけたので、
おいおい収録&紹介したいと思います。

呼吸法はしっかり続けてもらえれば、
徐々に薬いらずの体になっていきますので、
ぜひ継続されてくださいね。