20151222-1

日曜の夜に右の耳の下あたりが腫れてしまった娘。

「痛い!痛い!」

と泣きじゃくる姿を見ていてもたってもいられず、夜遅くにもかかわらず、

『黄龍英(おうりゅうえい)』先生に指示をいただき、なんとか腫れと痛みを少し緩和することができたのだが。。。

翌日、小児科に連れて行ってと妻に言われたので、しぶしぶ連れて行くことに。

朝8:30には小児科に到着し受付を済ませたのだが、待っていた人が多くいたようで、診察してもらったのは10:00。

1時間30分待って、ようやく診察してもらえ、娘の症状に関して説明してもらったのだ。

小児科に行って言われた衝撃的な一言

見た目には『おたふく』を疑うわけだが、『おたふく』は人から感染するものらしく、保育園でも家族の中にも『おたふく』の人はいないので、風邪からくるものだろうとのこと。

聴診器での診断、お腹を触っての触診、耳・喉の状態を見て、その後腫れが引いているとのことだから、様子を見ましょうと言われた。

そして説明されたのだが、『おたふく』は耳下腺炎(じかせんえん)というらしく、耳下腺炎は特に何もできないとのこと。

なので、薬を処方されたわけでもなく、何か処置をされたわけでもなく、診察を受けて終わり。

「えっ!?ちょっと待って。それだけ?」

と心の中で思いながらも、診察料を一切払うことなく、小児科を後にした。

安心するために病院に行ったのに。。。

『黄龍英(おうりゅうえい)』先生に弟子入りしてからというもの、日々人間の体について学んでいるが、病院に行っても症状を緩和することができないという場面を見るたびに、何のために病院があるんだろう?と思う。

娘の症状が少しでも早く回復すればという想いで、親は病院に駆け込む。

とにかく早く安心できる状態になってほしい!

と願いながら、病院に行くのに、「何もできない」と言われてしまったら。。。

途方にくれるしかない。

目の前には苦しがる娘。

病院に着き、これで安心だと思ったら「何もできない」と医者から言われたら、

どうすればいいの?という思考になるのは、至極当然な流れだと思う。

そう考えると、今自分が学んでいることが、そういった人たちの救いになる可能性があることを、実感する出来事となった。

これからますます術(わざ)に磨きをかけ、家族の健康を守れる力(ちから)を身につけることを目標に、日々精進しているのだ。