双龍門感謝祭の特典その5
双龍門のお話しに興味のある方
世の中には自分の知らない世界のお話しが沢山あります。
台湾であった『あっと驚く幸せの話し』を1つご紹介します。
幸せを呼んだピンク色の封筒
このお話しは自分の容姿に非常に悩み、自分は一生結婚できないだろうと思っていたある1人の若い男の『あっ』と驚く不思議なお話しです。
ある日のこと、男は何となく道を歩いてると電信柱にピンク色の封筒が張り付けてあるのを見つけました。
男はそのピンク色の封筒を不思議と思わず手に取り、自宅へと持ち帰りました。
家でピンク色の封筒の中身を開けてみると、中には文字が書かれた紙が入っておりました。
そこには丁寧な文章で『ある御宅のお墓参りをして欲しい』と言うお願いが書いてあったのです。
台湾ではときおり、『徳』を積むと言う意味で全く見ず知らずの御宅のお墓を掃除することがあります。
『もしかしたらそれでご利益があるのでは?』と男は思い、紙に書かれている御宅のお墓参りへと出かけました。
男がお墓に着いたのがお昼頃で、掃除を始め1時少し前にお参りも済ませて帰ろうとすると
掃除したお墓の御宅のどうやら1番下の娘さんがお墓参りに来たようです。
その娘さんは男に話しかけました。
『私の家のお墓を掃除くださったんですね。ありがとうございます。』
と感謝の言葉を頂いたのです。
そして本来は住所も連絡先も告げずに帰るのが礼儀とされていましたが
男は下心が出てしまったのか、ついうっかり連絡先を彼女に渡して帰ったのです。
ですが暫く何もなかったので男はもうそのことを忘れていました。
しかし夏至も近づく頃、男に娘さんから1通の手紙が届いたのです。
手紙を読んでみると、どうやら少し離れた港町にある高校生の女の子がいて、病気で苦しんでいるから助けてあげて欲しいと言う内容が書かれておりました。
男は『私の住所をどうやって知ったんだろう?』と不思議に思いましたが
『助けを求められているならば、自分にできることをしてあげたい』と言う想いで
高校生の女の子がいるという場所へ行くことにしました。
女の子のもとへ行くとかなり重い病だということが分かりました。
男は同情して『何とか助けてあげる方法はないのか?』と方法を探し周ったのです。
ひとまず自分のできることは何だろうと聞いて周っていると
自分の住まいの近くに住んでいる老人が男を見るなり
男が今置かれている状況を即座に言い当てたのです。
老人が言うには『毎朝自分の部屋と例のお墓を綺麗に掃除しなさい。そうすればあなたの関係するその少女は助かるだろう。』と言われたのです。
老人から言われた通りに毎朝部屋とお墓の掃除を行い3ヶ月が経った頃
女の子に奇跡が起こりました。
なんと老人の予言通りに女の子は見事に回復し
学校にも通えるようになったのです。
男は女の子に惚れ込んでいました。
そしてこの出来事をきっかけに男と女の子はお付き合いをすることになったのです。
男の行ったことはお墓の掃除に始まり、結局お墓の掃除をしただけだったのですが
それがもとで男は女性とお付き合いすることができたのです。
しかもその付き合った女の子とは、あまり関係のない遠縁の親戚だったのにもかかわらずです。
全てはあの『ピンク色の封筒』を家に持ち帰ったところから始まりました。
『女性を助け、女性と付き合った』世の中には実に不思議な話しがあるものですね。
終わり
あっと驚くあなたの知らない世界
このように『あっと驚くあなたの知らない世界』のお話しを全6話に渡り配信いたします。
配信は公開のダウンロード配信にて行います。
配信スケジュールと各回の内容は別途お知らせ致します。
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