「香月さんのお子さんが救急車で運ばれたらしいんですよ。」
12月5日,6日のイベントを終え、月曜の朝っぱらから銭湯に行き、ゆったりと帰宅してお昼ご飯を食べている時の事。
岩豹ことモロさんがiPhoneで確かめながら話し始めた。
なんでも香月さん(仮名)のお子さん(10歳前後)が昨夜突然具合が悪くなり、緊急で救急車を呼んで病院に向かったそう。
モロさん
「お医者さんに診てもらったらしいんですけど、原因がわからないからとりあえず様子見しましょうって言われたみたいで。」
『黄 龍英』先生
「医者は知らないからね。」
「昨日の夜 アジの刺身を食べたんだろ。で、今日はすごく冷えるだろ。なら原因わかるよね。」
黄 蒼天
「・・冷えた事が原因ですかね。」
『黄 龍英』先生
「そう。その症状なら考えられるのは2つ。胃の痙攣か、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)。」
モロさん
「お子さんでまだ10歳くらいなので、潰瘍性大腸炎はなさそうですね。」
『黄 龍英』先生
「なら胃の痙攣で決まりだな。ちょっとドライヤー準備しておいて。」
もも肉とニンニクチップを頬張りながら、14時に来るというお子さんの病体を想像するのでした。
ドライヤーで10分たらず
「蒼天、先生が呼んでるよ。」
食事が終わりほっとしていたところにお呼びがかかり、いざ先生の元へ。
手には赤いドライヤー。
左手で膝あたりをさすりつつ、淡々どドライヤーをあてていく。
『黄 龍英』先生
「これだけだから。左足の◯◯と中◯にドライヤーね。だいたい5分から10分くらいだね。」
胃の痙攣と聞いていた少年は、思っていたより顔色が良さそうで。
『黄 龍英』先生
「ほっぺがピンクになってきたろ、これで大丈夫だ。」
ものの10分もしないうちに、救急車で運ばれたはずの少年は、ケロリと回復していたのでした。
香月さん
「黄先生が日本にいてくれてよかったです。昨日、救急車の中でも先生のお顔がよぎって。夜中だったからちょっと来れなくて。」
ちょっと腸が弱いという少年に対し、腸を助ける食材を伝えつつ、あっという間に施術が終わったのでした。
『黄 龍英』先生
「な。簡単だろ。」
蒼天
「入院している患者さんの施術をやってるからか、すごく簡単に見えちゃいますね。」
『黄 龍英』先生
「あぁ。あの人は一番難しいから。」
八王子に来てから日々『黄 龍英』先生と接し、難病の患者さんを日々ケアし、ガンをはじめ様々な病状とその原因や対策を知るにつれて、少しずつレベルアップしているのかもなぁと思えたのでした。
PS.
2015年12月5日、6日に行われた
“キコウ トレーニングセッション”
で撮影した映像を編集し、プロモーションビデオを作成しました。
なかなか格好いい仕上がりになっていると思うんですが、どうでしょうかね。
次回イベントは2016年1月16日(土)予定。
多数のご参加をお待ちしています♪